先月読んだ本 2010.07

先月読んだ本です。

 

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

  • 作者: ティナ・シーリグ,Tina Seelig,高遠裕子
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: ハードカバー
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 スタンフォード大学で起業家育成コースを担当する著者が、20歳になる息子への誕生日プレゼントとしてまとめたものです。もっと若いときに読んでおきたかったと思わせる1冊でした。最近アメリカの大学の講義モノがはやっていますね。

 

知らないと恥ずかしいビジネスのキホン 会社が黒字になるしくみ

知らないと恥ずかしいビジネスのキホン 会社が黒字になるしくみ

 

 本書は、商売・ビジネスのキホンのを広く浅く解説した本です。分かりやすい図解も多いので、商売に馴染みのない人、特に新社会人が、ビジネスの全体像を手早く把握するには、いい本かもしれません。

 

人生を変えたければ「休活」をしよう!

人生を変えたければ「休活」をしよう!

 

 私にはあまり関係がないことなのですが、休みの日って計算してみると結構多いんですよね。土日祝日が休みだとすると、119日も休みがあります。1年の約3分の1。言い換えると3日のうち1日は休み。日頃は休みが少ないと思っていますが、こう考えると休んでばっかりです。社会人で22歳から60歳まで働いたとすると、社会人人生は39年となり39年の3分の1は13年です。この13年をいかに有効に使うか、だらだらと使うかはあなた次第ですね。休日は大事に使いたいなとあらためて思った一冊です。

 

ネオ・デジタルネイティブの誕生―日本独自の進化を遂げるネット世代

ネオ・デジタルネイティブの誕生―日本独自の進化を遂げるネット世代

 

 76世代と86世代の情報リテラシーの差を考察した東大の先生と電通総研の一般向け報告書です。若者にとって主要なメディアはインターネット=ケータイであり、PCやテレビは副次的なメディアになっているようです。ケータイは単に情報を「見る」端末ではなく、「書く」端末になっており、レポートや卒論までケータイで書く。ケータイの利用時間の半分以上は自宅で、PCはケータイで書いた文章を広い画面で確認する端末にすぎなません。ケータイは人間関係にも強い影響を与えており、人づきあいが苦手な「草食系」の若者が増えています。「人と会って話すよりメールでやり取りするほうが楽だ」という答が大人の2倍以上で、「他人が自分をどう見ているかが気になる」という答が70%にのぼります。「空気を読む」傾向は日本人の特徴だといわれるが、直接のつきあいが減った分、ケータイによる情報交換が濃密になっています。86世代の次。96世代がもうすぐ社会に出始めますね。

 

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

 

 プレゼンテーションにかけてジョブズの上を行く人の名を挙げられる人など地球上に存在するでしょうか。対話を望む21世紀の聴衆にとって、ジョブズほど完成されたプレゼンターはいないと言えます。そのジョブズのプレゼンテーション術を、ジョブズでないあなたにも使えるように紹介したのが本書です。本書を読めば解るのですが、ジョブズのプレゼンテーションを観ただけで勘違いしてほしくないことは「生まれながらの達人」など存在しません。ジョブスが傑出したプレゼンターなのは努力したからなのです。

 

スティーブ・ジョブズの米国スタンフォード大学卒業式での祝賀スピーチは有名ですよね。

 
Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement ...